看護師になりたいと思って一生懸命勉強し、ようやく看護師になったあなた。
いざ、看護師になってみたら、自分は看護師に向いていなかったかも…なんて自信を無くしていませんか？
私Yukiも看護師を10年以上やってきて、向いてないかもと思ったことは度々ありました。
誰だってうまくいかないことがあると、自分は看護師に向いていないのかもしれないと考えてしまうものかもしれません。
看護師の仕事は3K？いや9K！病棟看護師を辞めたくなる理由とは？
でも看護師に向いている性格、向いていない性格って本当にあるの？
自信が持てなくなったら、どうしたらいいの？
こんな悩みを持つ人は、この記事をぜひ読んでみてください。
解決のヒントが見つかるかもしれません。
看護師に向き、不向きはあるのか
今、こうして自分が10年以上の看護師キャリアを持ってみてお伝えしたいことは「看護師に向いている、向いていないという性格はある」ということです。
一緒に働いていた同僚の中でも、正直向いていないと感じる人はいました。
ただ、看護師に向いていないのか？今の職場が合ってないだけなのか？という判断もあります。
看護師に向いてないと思ったけれど、急性期から慢性期に移ったらイキイキと働けたり、手術室に配置換えになったら楽しくなったという人もいます。
自分にあった職場環境を見つけるには、看護師転職サイトに相談するのがおすすめ♪今の職場への不満や、向いてないと思う理由を話してみてね。
では、どういった人が看護師に向いているのでしょうか。
看護師に向いている人の特徴、向いていない人の特徴をまとめていきましょう。
看護師に向いている人の特徴
責任感がある
責任感は医療現場ではとても大切！特にチームワークは重要です。
自分の仕事さえ終わればそれでいいというようでは、うまくいきません。
自分の仕事はきっちりこなし、次の人への配慮も出来るような人は看護師に向いています。
人間は忘れる生き物でもありますが、責任感がある人は重要なことは赤字で書く、終わったらチェックを入れるなど、仕事をやり切るための工夫をしています。
自分の仕事をやり切ることが出来るよう、自分なりの工夫が出来る人は看護師に向いていると言えるでしょう。
切り替え上手
- 夜勤の短い仮眠時間でも、パッと寝てパッと起きる切り替え。
- 仕事の失敗を引きずらないで、次の仕事に取り掛かれる切り替え。
- 仕事をしているときと、プライベートの切り替え。
看護師の仕事は、このような切り替えがとても大切です。
特にプライベートでも仕事のことを考えてしまうと、精神的にどんどん疲弊してしまいます。
この切り替えがうまくできる人は上手にストレス発散も出来るので、看護師を長く続けられる可能性が高いです。
人と接することが好き
看護師が対象とするものは「人」です。
同僚とのコミュニケーションや他職種との連携…何をするにも人を介する職業、それが看護師！
なので人と話したり、人のために何かをするのが好きな人にとっては、看護師は天職と言えるでしょう。
看護師に向いていない人の特徴
人間関係にストレスを感じやすい
看護師は人と関わることがメインの職種です。
なので、人間関係に悩みを抱えやすい人は難しいかもしれません。
ただ、一概に人間関係にストレスを感じやすいというだけで、看護師を諦める必要はないと思います。
女性だけの職場と、男性が一人でもいる職場では雰囲気はだいぶ違います。
人間関係に苦手意識を持っている人は、救命や脳外、整形など介護度が高い、男性看護師が一人でもいる職場を選んでみるというのも一つの手です。
体力、精神力に自信がない
一般的に病棟で働く看護師の場合、夜勤や残業があり、勤務もシフト制で休みも不定期です。
そのため、体力的に強くないとすぐに体調を崩してしまいがちです。
でも、こまめに手を洗う、予防的にマスクをつけるなど、ちょっとの意識で改善できることも多いです。
不規則勤務が苦手であれば、夜勤のないクリニックなどで働くということもできますね。
そのほか、こういった体力的な強さだけでなく、精神的な強さも看護師は要求されます。
患者さんが亡くなるごとに泣いていては仕事になりませんし、時にはクレームや医師から厳しいことを言われたりすることもあります。
命の現場なので、一つのミスが命取りにもなります。
仕事中の緊張状態に耐えられる忍耐力、何があっても動じない冷静さ、突発的なことが起きたときに的確に優先順位をつけられる判断力など、精神的な強さが必要です。
性格上、嫌なことを忘れられない、一つのことが気になると頭から離れなくなってしまう、そういった傾向があると看護師はやりにくいかもしれません。
人の気持ちを察するのが苦手
看護師は「相手の立場に立って考える」ということが求められます。
自分の行っている看護が、その患者さんのためになっているか？ということを常に考えなくてはいけないのです。
人は無意識のうちに相手の表情や、声のトーンやしぐさなどから相手の気持ちを察して対応しています。
ですが、それがとてもうまい人もいれば、苦手な人もいます。
言葉の選び方を間違ってしまったり、決まりきった事しか言えなかったり、出来なかったり。
人の気持ちを察することが苦手だなと自覚している人は、看護師になる前から色んな世代の人と話をする機会を持って、練習していくといいかもしれませんね。
看護師の仕事に自信を無くしてしまったら
やっぱり自分は向いていない人の特徴にあてはまるし、この仕事に向いていないのかな…と落ち込んでしまいましたか？
確かに向き不向きはありますが、ある程度は克服することは可能です！
私も人間関係は苦手だし、すぐ風邪をひく虚弱体質だったけれど10年以上、急性期の病院で働き続けることが出来ました。
あなたにも、きっと看護師を続ける道はあるはずですよ！
看護師を続けるために一番必要なこと
看護師を続けるために一番大切なのは、看護師という仕事を好きかどうかということです。
向いていないかもしれない、そのうえこの仕事は好きじゃないというのであれば、無理に続ける方があなたにとってはマイナスです。
しかし、向いていないかもしれない、でもこの仕事は好きだという思いがあるなら、ぜひ続けた方がいいと思います。
看護師という仕事が好きという思いがあれば、多少看護師には不向きな性格であっても工夫することで長く続けることが出来るはずです。
まずは自分の気持ちを確かめてみてくださいね。
やりがいを見つけるコツ
看護師という仕事が好きだという気持ちがあるならば、なぜ好きなのかを考えてみましょう。
- 患者さんと話をするのが楽しい
- ありがとうと言ってもらえると元気が出る
- 難しい処置の介助につくことが出来てうれしかった
何でもいいと思います。
普段は忘れてしまっていることでも、改めて紙に書くことで、その時の気持ちをよみがえらせることが出来たり、自信にもつながってくると思います。
看護師の仕事は大変！でもやりがいもすごく感じる6つの理由とは
自信を取り戻すためには
自分は看護師に向いていないかもしれないと自信を無くしてしまったのなら、なぜそう思ってしまったのか、振り返ってみてください。
もしも看護師に向いていない人の特徴に自分が当てはまったとしても、変えていく事は出来ます。
自分が変わることが困難であれば、職場を変えてうまくいく事もあります。
まずは客観的に、なぜ自分は向いていないと感じるのか、原因を追究しましょう。
原因さえわかれば、対策も立てられます。
精神的な強さが足りないのであれば、慌ただしい病棟勤務より施設系の方が、ゆっくりじっくり関われて落ち着けるかもしれません。
人間関係に悩むのであれば、職場を変えることで解決するかもしれません。
今の職場でうまくいかなかったとしても、看護師そのものを諦めるのではなく、看護資格を活かした選択肢を探し、それでもだめだった時に辞めることを考えてみるといいと思います。
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看護師向いてないかも…と思ったら
あなたは看護師になるために、きっとたくさんの時間勉強して、実習もがんばって苦労して免許を手に入れたはずです。
私も看護学校時代にだけは、戻りたくありません（笑）
そうやって苦労して手にした免許ですから、できるだけ資格を活かしていきたいですよね。
潜在看護師という、看護師免許を持ちつつも働いていない人はたくさんいますが、もったいないなと思ってしまいます。
人と関わるのが嫌いという人には、看護師は無理かもしれませんが、それ以外であれば、自分の心がけや職場環境の調整次第で、看護師として働くことは可能ではないでしょうか。
とはいえ、時には看護師に向いていないのでは？と立ち止まることも大切です。
そういう時にこの記事を読んで、また新たな看護師のやりがいを見つけてもらえたらいいなぁと思います。
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