看護師の仕事は3K、9Kって言われていますが、病棟看護師って本当に大変ですよね…
私も以前働いていた病棟看護師時代は、大変なことが多すぎて、辞めたいという言葉が口癖になってしまっているくらいでした。
この記事では、私がリアルに感じた看護師が9Kだと思う理由と、それでも看護師として働きたくて、転職して幸せになった方法をお話ししたいと思います。
看護師の仕事って、本当にハードです…
病棟看護師時代はいつも疲れていたし、冬の夜勤の前なんて夜勤がいやで涙が出てくることもありました。
家にいてもどこにいても頭の中に鳴り響く、ナースコールやモニター音。
おかげでいつも休まらなかったし、仕事の夢を見て寝言で受け答えして、家族にびっくりされる日々。病んでたんだなあ…
ちなみに当時の私は無料で登録できる看護師求人サイトを使って、次の職場を調べまくるのにはまっていました…
備えあれば憂いなしですしね!
というより
今の職場より給料や待遇のいいところないかな~
なんて調べて、自分には次の道だってあるんだ!という安心感を心の支えとしていたんです…
そうやって調べてみると、いろんな条件や待遇の求人があって、案外自分の働いている病院よりも給料がいいところがたくさんあることに気付きました。
それに今が大変な仕事でも「いいところがみつかったらやめるし、がんばるのは今だけだ!」
そう思ったら、ちょっとがんばれる気がしませんか?
ほかに条件のいいところが見つかったら、ラッキーですもんね。
もし、少しでも今の仕事に不満があったりつらいところがあるのであれば、看護師の求人サイトはぜひ、今すぐ登録してみてください。
知らないだけで、条件のいい職場はいくらでもあります!
ただし、求人情報誌などでは詳しい情報が分からないので絶対に、しっかり内情を教えてくれる転職サイトを使って情報収集しましょう。
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看護師の仕事は3K(きつい、汚い、危険)ではなく、実際は9Kだった!
看護師の仕事は3Kどころじゃない!
「看護師の仕事は本当は9Kだ」と言われている理由を、実体験から解説していきますね。
1K:体力的にも精神的にもきつい、過酷
看護師の仕事はまず、体力的にきついんです。
私は2交代も3交代も両方経験したことがあるんですが、夜勤がきつかったです…
夜勤のつらさについては「看護師の夜勤って本当につらい。その理由と対策とは?」という記事で詳しく書いています。
当時は「若い頃は体力もあるでしょ」と、ちょっと無理したシフトを組まれることも多々あり、夜勤の回数が多いのが悩みでした。
ただ私の場合、残業ありの交代勤務に疲れていただけなので、逆に夜勤専従だったらまだよかったかもしれません。(夜勤の方が給料高いしね)
準夜の連チャンとか、2交代の準深はまだ気持ち的にはマシだったので、自分が苦痛でない勤務形態を選ぶって、本当に大事だと思います。
その他にも、1日立ちっぱなしや走りっぱなしで休憩も十分に取れなかったり、当たり前にされているサービス残業、病棟会やチーム会などの時間外の仕事も多く、休みが休みじゃない…なんて辛さもありました。
精神的なきつさとしては本当に色々ありますが、怒鳴るドクターや怖い先輩などの人間関係はもちろん、看護師という仕事の責任の重さや、親しくなった患者さんが亡くなってしまう不甲斐なさ、病棟看護師として働いていくためには常に勉強!という事実に自信をなくしてしまったり…
このように体力的にも精神的にもきついと感じていて、せっかく資格を取ったけれど働いていない看護師は全国で約70万人にものぼると言われています。
詳しくは「看護師の仕事はきつい!過酷!実際に働いてみてわかったその理由とは?」という記事で書いています。
2K:汚い
仕事なのでやっているときは何とも思わずやっていますが、日常的に汚物や吐物の処理もします。
動けない人の入浴介助などもします。
これについては人が生きていくうえで必ず必要で、すごく立派な仕事なのですが、潔癖症の人は嫌かもしれません。
私もさすがにおむつ交換の後、カレーをもってきてしまったときは後悔したなあ…
3K:危険
血液や体液は感染のリスクもあります。
患者さんに使用した注射針などをあやまって、刺してしまったりすると感染のリスクがあります。
これって気を付けていてもやってしまうことがあるので危険です。
実際に私も1度だけ、肝炎の患者さんの針で針刺しをしてしまったことがあり、報告をするか自分の身を守るかですごく悩んだことがありました。
冗談抜きに針さしをしたら重大事故で、こっぴどく怒られるんだろうと思っていたし、自分が感染しないために高価なワクチンを打ったり、患者さんにも血液検査に協力してもらわないといけないなどの対策があったんです。
それを考えたら申し訳ない気持ちが先行してしまい思わず逃げるように一旦家に帰ってしまった経験は今でも忘れられません。
もちろん、看護師は自分の身を守るためにも対策は十分にとっているんですけどね。
それでも夜勤で疲れがたまっていたりすると、とっさの事故はあり得るし、インフルエンザやノロウィルスなどに感染するリスクもあります。
4K:給料が安い
看護師って、ここまできつい仕事と言われているにもかかわらず、給料まで安いんですよね。
確かに他の職種の女性の中では、多い方かもしれません。
でも夜勤やって、休みも少なくて医療ミスの恐怖と戦いながら神経すり減らしてこの金額か…って思ってしまいます。
保健師や助産師など、他の資格を取ることで収入をアップすることはできますが、副師長などの役職をもらっても、たいして昇給されないという事実にはびっくりしました。
看護師の給料の裏側を知りたい方にオススメの記事はこちら↓
色々調べてみてわかったことは、 給料の低い病院は何年働いても、役職がついても急に給料が高くなったりしないということです。
私も若い頃は「きっと主任クラスになったらガッポリもらえるんだ…」って思っていましたが「看護師の給料・昇給の裏側!副師長になるとどれだけ増える?」の記事で、「10年我慢したらきっと報われる…!」っていう謎の希望がスッカリ打ちのめされてショックを受けました。
今は給料が安いけど、きっと昇給するはずだ…!って信じている看護師のみなさん!
給料の規定自体が低い病院に何年いたって、満足いく給料には程遠いです。
でもしっかり知識をつければ待遇は良くなったのに、給料アップした!なんてうれしいこともあるんです。
事実、私は転職したことで夜勤がなくなったのに、年間120万円も給料をあげることができました。
賢い転職のコツは、無料の転職サイトを使って離職率の低い、満足度の高い職場を探してもらうことでした。
登録は簡単に1分でできるので、試しに近所で今の職場より給料や待遇のいい職場があるのかどうかを探してもらってもいいですよね。
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5K:休暇が取れない、休めない
毎年看護資格を取る人はいるのに、過酷な看護師の現場はいつも人手不足です。
そのため有給が取れなかったり、病気や具合が悪い時でさえ休むことができず、這うようにして働いた経験がある方も多いのではないでしょうか?
私も退職する時に強制的に有給は全部捨てることになってしまいましたが、悲しかったです。
私の読者さんで、人手不足の過酷勤務から心身ともにボロボロになってしまった方もいます。
看護師人手不足で生理不順・体調不良に陥り、退職した私が感じたこと
仕事よりも自分が楽しく生きていくことが一番大事だと思うので、無理はしないでくださいね。
6K:結婚が遅くなる、結婚できない
仕事が不規則で忙しかったり、自立している女性が多かったりで結婚が遅くなったり、するつもりがない看護師さんも結構多くいらっしゃいます。
「結婚が女の幸せ」という時代でもないので、本人のしたいようにするべきだとは思いますが、交代勤務を行なっている看護師の悩みとして、旦那さんの浮気が多いのが気になるところ…
看護師は金銭的にも自立している分、離婚率も高めです…
7K:化粧がのらない(肌荒れ)
不規則な生活、交代勤務やストレスで肌荒れがひどく化粧がのらないという悩みはよく聞きます。
私も病棟で交代勤務をしていた時は、お肌の具合は最悪でした。
女性としては本当に辛い悩みです。
肌が汚いって言われたくない!夜勤看護師必見の肌荒れ対策とは?
8K:帰れない
残業や勉強会などの時間外勤務が多く、なかなか帰れない病棟看護師。
プライベートの時間がどんどんなくなってしまうのが悩みでした。
詳しくは「本音は定時で帰りたい!看護師が残業ばかりで帰れない5つの理由と解決策」という記事で熱く語ってます…
9K:規則が厳しい
病棟看護師は規則が厳しいことが多く、ネイルはもちろんNG、爪の長さや指輪も衛生面から指摘され、ネックレスやピアス、髪色も病院によっては厳しく言われるところが多いようです。
オシャレしたい若いナース達にとっては、オシャレを楽しめないのもやめたくなる理由のひとつですね。
看護師の仕事って意外と大変で、辞めたい理由もたくさんある
看護師の給料って、普通の事務職よりは多いほうだとは思うけれど、ここまできついんだからもう少し多くてもいいんじゃないかなって思います。
当時、本当に精神的に病んでたのか、反動で稼いだお金をエステやら、飲みやら、買い物やらに使いまくって散財してました。
当時の口癖は
いつもがんばってるしこれ買ってもいいよね!
…ストレスって怖いです。
夜通し遊んでも誰かといても満たされない。
誰かがいてもいつも孤独を感じてる。
白衣の天使っていわれてるけど、今働いてる方は相当がんばって働いているんだと思う。
当時の私のように病んでしまう前に、ちょっときついなと思ったら立ち止まってもいいかもしれません。
私にはむいてない。無理だ。そう思う前に、自分に合った職場を探してみてください。
実は私も転職サイトで情報収集をしたことで、人生がガラっと変わりました。
情報収集のつもりで登録したのにすごくいい職場があったので、思わず転職してしまったほどです(笑)
転職後はあれだけつらくてイヤだった夜勤がなくなり、人の命を背負うプレッシャーから解放され、大好きなスタッフと仕事を楽しんでやっています。
なぜ転職サイトを使うといい職場が見つかりやすいのか考えてみたんですが、求人情報誌やハローワークではわからない裏情報を教えてもらえるので、満足する職場に巡り合いやすいんですよね。
コンサルタントさんを通して待遇について交渉してもらったり、普通に応募するより内定率が高い点もポイント高いです。
それにね
って疑問に思ったことありませんか?
わたしがお世話になった転職サイトのAさんは、すごく親身に話を聞いてくれて夜勤が大変で責任も重くてつらいこと。
でも、給料が減ると困ることを相談したら「もう少し負担が少なくて給料もいい職場もありますよ!」って教えてくれたんです。
知らないって本当に損してるなあ…って実感した出来事でした。
わたしは転職サイトってすぐに転職する人しかダメなのかと思っていたのだけど、すぐに転職するかはわからない。けど、今の職場に疑問があって迷っている。
だから、新しい職場の情報収集をしてみたいっていうのも全然OKで。
なんか相談していろいろな職場を知ることで、看護師として働けるのはここだけじゃないんだ!ってちょっとホッとしたんですよね。
もし今悩みがあるのなら、どんな職場があるんだろう?と情報収集するだけでも新しい発見があって、とても参考になるのでぜひ、使ってみてくださいね。
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看護師の仕事って大変だけど、やりがいはめちゃくちゃあります。
- 患者さんが笑顔になった
- 元気になって退院できた
- 深くかかわる看護師だからこそ、あなたがいてよかったといってもらえる
- 専門的な知識が多く、難しいけど理解した時の達成感
- 仕事が終わった時の達成感
- 救急で手際よく動けたときの達成感
看護師の自分だからこそできることもたくさんある。
せっかくとった資格だし、資格取るのだって相当苦労したもんね。
私はあんまり頭がよくなかったから、かなり勉強に苦労したもん…
だからこそ資格を生かして自分に合った病院を探してみることって、すごく大事だと思うんです!
私のようにジャンルを変えて美容外科や保育園、ツアーナースなど今までとちょっと変わった働き方をしてみるのもアリでしょう。
正社員ではなく派遣のお仕事をやってみたこともありますが、こちらもすごく楽しかったです。
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今まで通り看護がしたい!という方は今の職場のつらい所や改善したい点を書き出して条件のいいところにしてみるのもいいかもしれません。
やっぱり待遇やスタッフ、勤務形態でも、だいぶ働きやすさが変わってくるし、残業ばっかりのところもあれば、ほぼないところもあります。
ゆったりした人なら、個人病院や老人病院でゆったりと。訪問看護なんかもいいですよね。
テキパキ、救急の現場で活躍したいなら大きな大学病院や外科などで充実した看護を。
そんなふうに自分の希望ややりたいことに目を向けながら自分の体と心を一番に楽しくお仕事したいですね。
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