美容外科看護師歴9年のりえです。
アンケートを取ってみたところ、実は看護師の40%が美容外科看護師になりたい!と思ったことがあるそうです。
このブログではそんなあなたのために、美容外科看護師歴9年の私が『美容外科看護師の実際のお仕事』についてどこよりもリアルに解説していきますね!
- 美容外科で働いてみたいけど、一体どんなお仕事なの?
- 給料がいいってウワサは本当?夜勤も本当にないの?
- 手術に入るってちょっと怖いな…未経験でも大丈夫?
- ノルマって、絶対あるの?
- 美容外科で一度働いたら、病棟に戻れなくなる?
- どんなスキルが必要なの?
あまり語られることのない、美容外科看護師の苦労や大変なところなどの裏話も包み隠さずお話していきます。
私が病棟看護師から美容外科看護師を目指した理由
私は正看護師免許をとったあと3年半の間、市民病院に勤めていました。
忙しく残業ばかりの病棟で責任の重い仕事が、精神的にも体力的にもきつくて悩んでいたんです。
転職は勇気がいりましたが、美容が大好きで、高校生の頃からずっと美容外科の仕事に興味があったんです。
美容外科の仕事も覚えるまでは大変でしたが、覚えてしまってからは楽しくて、あっという間の9年間でした。
美容外科看護師になる人は、こんな理由で美容外科に興味を持つことが多いです。
- 美容が好き
- 接客が好き
- 給料が高い
- 夜勤がない
- キレイな仕事がしたい
美容外科看護師の仕事内容は?病棟とどう違うの?
クリニックにもよりますが、主な業務は4つに分けられます。
- 機械の照射(美顔や脱毛など)
- 注射・点滴(美肌や疲労回復、術前後のルート確保)
- 手術の介助(二重・豊胸・脂肪吸引など)
- 接客
大手クリニックはカウンセラーがいたりして看護師は看護業務に集中できることが多い。
個人クリニックでは、看護師が事務作業などの雑務をこなすこともある。
しみ・ニキビ・ほくろなどのお肌の悩みや脱毛、脂肪吸引、豊胸、二重など…
美容外科の看護師は看護というより接客をするといった感じ。
美容外科看護師の仕事について、もっと詳しく知りたい方はこちら↓
美容外科看護師のメリット・やりがいは?
美容外科看護師のメリットは?
- 自分自身もキレイになれる(社割あり)
- 夜勤がない
- 給料が高い
- 患者さんがキレイになって喜んでくれるのがうれしい
- 死に直面することがなく、精神的にゆったり働ける
- 美容が好きな人にとっては興味がある仕事だから、勉強や練習も楽しい
いい職場さえ選ぶことができれば、日勤のみで給料が高いのに、体力的にも楽であることが多いです。
とくに大きな手術が少ないクリニックでは、命に関わる緊張感もほぼなく、精神的にも安定しやすいはずです。
- 手術に立ち合いたい人は、大きな手術が多いクリニックがおすすめ!
- 手術や処置などの緊張した雰囲気が苦手な人は、手術の少ないクリニックや美容皮膚科がおすすめ!
※大手だと院によって忙しさや施術内容が違うので、事前に確認したほうが希望の職場で働けます。
美容外科看護師がやりがいを感じるとき
中には美容外科看護師は楽で給料が高くて、やりがいもあまりない仕事なんじゃないの?と思う方もいるかもしれません。
でも実は美容外科看護師は、病棟看護師とはまた違ったやりがいがあるんです!
- 患者さまにあった施術が提案できるようになり、喜んでもらえた!!
- 大きな手術で器械出しや挿管介助などにつけるようになった!!
- 美容治療でキレイになり、あなたみたいになりたい!と憧れられるようになった!!
- 患者さまに合わせた設定で機械治療を行い、思い通りの結果が出せた!!
美容外科で働いていてよかったなと思うことは、なんといっても『コンプレックスが解消されたお客様が、喜んでいる姿』に立ち会えるところです。
「長年コンプレックスだった一重が、パッチリした二重になった!」
「しみ・そばかすで悩んでいたけど、次の来院のときにはキレイに消えていた!」
そんなお客さまを見ていると、心からよかったなあと思えます。
仕事に慣れてくると、脱毛や肌の機械治療などできることも増えるので、お客様のキレイに自分が直接関われるのもうれしいポイントです。
その気持ちに共感できる美容が大好きなあなたなら、きっと楽しく働けるはずですよ!
美容外科看護師のメリット・やりがいについては、詳しくこちらで書いてます↓
美容外科看護師のデメリット・大変なことは?
美容外科看護師のデメリットは?
- 看護師としてのスキルの低下
- 美容外科看護師以外に就職しにくくなる
- ノルマのあるクリニックもある
- 終業時間が遅かったり、残業の多いクリニックもある
- 病棟とはまた違った責任を感じる
- 土日祝日は休みにくい
たくさんあげていきましたが、これはクリニックによって避けられるものも多いです。
例えば個人のノルマがなかったり、残業の少ないクリニックは転職サイトを使って下調べをすることで、事前に知ることができます。
ポイントは信頼の置ける2つ以上の転職サイトで、内部情報を確認しておくことです。
転職サイトを通して情報収集をすることで
というガッカリ感を減らすことができます。
美容外科クリニックは職場によってかなり雰囲気が変わってくるので、いい職場に出会いたいのであれば、転職サイトはぜひ活用してみてください。
私が実際に使ってよかった「内部情報丸わかり!」のりえおすすめの転職サイトはこちら↓
看護師としてのスキル低下や病棟に戻りにくいという点は、美容が好きで一生美容に関わっていきたい!という方には、あまりデメリットに感じないかもしれません。
ただどの職場にしてもそうですが、入ったばかりは初めてやることが多いので、大変と感じることもあります。
唯一あげるとすれば土日休みがとりにくい点は土日休みが欲しい人にとっては、厳しいポイントかもしれません。
美容外科看護師が大変だと感じるときは?
私が美容外科で大変だと感じやすいだろうなと思ったことは、以下5つです。
- 機械の照射を覚えるまでが大変
- 割と立ちっぱなしの仕事が多い
- 中腰の作業が多く、肩こり・腰痛の原因になりやすい
- 手術に着くのが怖い・器械出しの器械の種類を覚えるのが大変
- クレーム対応があることも
初めは覚えることばかりで大変ではありますが、興味のある仕事であれば、楽しめると思います。
機械の照射も覚えたては難しく感じますが、割と単純作業です。
コツを掴めば簡単ですし、体が覚えてしまえば染み込んでいるものなので、産休後復帰しても困らなかったですよ!
手術で血を見るのが苦手という子も、年月とともに慣れていましたし、そういった人は手術のないクリニックを選ぶといいでしょう。
基本的に立ち仕事や中腰、前かがみの姿勢の作業が多い職場です。
一息つくごとに肩を回したり、首のストレッチを心がけるのがおすすめです。
詳しくはこちらの記事をどうぞ↓
美容外科の看護師はどんな人に向いてるの?
- 病棟勤務に疲れてしまった人
- 日勤のみがいい人
- 美容が好き
- 人をキレイにするのが好き
- 接客が好きな人
- 土日休みにこだわりのない人
美容外科看護師が向いていない人っているの?
- 美容に興味がない人
- 病棟で看護やケアをするのが好き
- 看護技術を磨きたい
- 土日休みが多くほしい人
美容外科看護師って本当に給料が高いの?実際の年収・月給・手取り・ボーナスは?
比べてみたところ、美容外科の方が日勤のみでも夜勤ありの病棟勤務と同じか、それ以上にもらえるところが多かったです。
ただし、年間休日は10日ほど美容外科の方が少ない傾向にあります。
こちらの記事では私の実際の給料も暴露しています!ぜひ、のぞいてみてくださいね!↓
美容外科看護師、実際にどんな理由でやめる人が多いの?
美容外科看護師は人気のある仕事ですが気に入って長く働くタイプと実際入ったけど自分には合わない…とすぐに辞めてしまうタイプに分かれます。
辞める理由としては
というパターン。
このタイプは研修期間の3~6か月以内に、すぐに投げ出してしまうのが特徴。
接客とか機械の照射とか、そういうのが合わないタイプが多いです。
これはむいていなかった、好きじゃなかったというだけなので仕方ないですね。
そのほか3年程度で自分がキレイになって満足して看護に戻りたくなるパターン。
勤務終了時間が19時、20時など遅くまでやっているクリニックだと出産を機に辞めるパターンも多いですね。
とはいっても、美容が好きで合う人にとっては天国な職場なので、長く勤める人も多いですよ。
美容外科看護師、実際になってみてどうだった?
美容外科看護師に必要な資格・スキルは?
清潔不潔の知識、注射・点滴の技術
美容外科は看護師免許があり、いい人材であれば、新卒や准看護師でも入れることが多いです。
でも基本的な清潔不潔の知識は、手術の準備から介助まで、常に必要です。
正直、新人さんで何度言っても清潔なものを不潔にしてしまう子がいたときには
って思ってしまいました。
注射や点滴の多いクリニックではその技術も必要です。
とはいっても難しいことはとくになし!
基本的に健康で血管もわかりやすい患者さんが多いので、普通に点滴や採血ができれば困らないはずです。
接客・コミュニケーションが得意
美容外科で一番求められるのはここです。
病棟で働くと、高齢の患者さんにタメ口で雑な話し方をする看護師さんも見られますが、美容外科ではありえません。
ノルマがあってもなくても親切、丁寧、ニコニコ笑顔で。
美意識の高い患者様が多いので、話していても楽しいですよ。
とくに押し売りなんてしなくても施術中、患者様がぽろっと話してくれた悩みを解決する方法を提案してあげるだけでかなり喜ばれます。
みんなコンプレックスは解消したいと思っているんですね。
清潔感
スキルではありませんが、清潔感は必須です。
めちゃくちゃキレイである必要はありませんが、髪はぼさぼさ、不潔な感じのする人は採用されないでしょう。
美容外科に勤めていれば色々試すと思うので、お肌や見た目がキレイになっていくはずですが、太りすぎはNGです。
美容外科看護師はクリニックの顔。
この人みたいにキレイになりたい!って思われたいですよね。
美容外科看護師になるには?求人の賢い探し方
そうなんです!
美容外科看護師の仕事は病棟と比べて数が少ないから、募集自体もすごく少ないんです。
という現実があります。
美容外科は給料が高くて夜勤もない天国のような職場と、人手不足・サービス残業・ノルマキツキツのブラックな職場と分かれることでも有名。
楽しくイキイキ働きたい!と勇気を出して転職したのに、間違って下手なところに転職してしまったら元も子もありません。
そこで絶対に使うべきなのが、美容外科の内部情報にも強い転職サイト。
私も実際に聞いて驚きましたが求人情報誌にも書いていない離職率や口コミ、ノルマの有無、実際の給料など「気になるけど聞けない色々なこと」をコンサルタントさんに教えてもらえるんです。
もちろん無料で登録でき、自分の希望に合ったクリニックを探してくれます。
美容外科で働いてみたいけど迷っている…という方でも探してもらうことができるので、美容外科に興味のある看護師さんは登録必須ですよ!
ちなみに私のおすすめの転職サイトはこちらです↓
美容外科求人を探すなら、このランキングの1位、2位の同時登録がおすすめ!
転職サイトを同時登録することで、より多くの詳しい口コミや病院情報が集められるので、ぜひ有効活用してくださいね!
自分ひとりで探すよりも、きっと満足のいくクリニック選びができるはずですよ。
美容外科の求人はタイミングが命!
条件のいい求人はすぐに埋まってしまうので、興味があるのなら今すぐ登録しておきましょう!
美容外科看護師求人を選ぶ時に気をつける点も、合わせて読んでみてくださいね↓