そんなあなたにおすすめなのが、看護師の単発バイトのお仕事です。
この記事では、看護師の単発バイトでおすすめの仕事と単発バイトをするにあたっての注意点についてお話していきますね。
看護師単発バイトでよくみつかるお仕事は?
訪問入浴
- 体力がある人
- 高時給がいい人
- 車酔いしない人
訪問入浴は1日5件程度の家を回り、3人態勢で利用者さんをお風呂に入れていきます。
残業が1時間程度発生することも。
時給は1800円〜2000円程度。
3人1組で回るため、一緒に回る介護士さんと合うか?合わないか?でだいぶ違います。
一緒に回る介護士さんがいい人で楽しいという意見や、移動時間もあり、1つの場所にとどまって働くよりも楽しめるという看護師さんも多いですよ。
老人ホーム
- 残業が少ないほうがいい人
- ゆったりとした職場で働きたい人
- 肉体労働が少ないほうがいい人
- コミュニケーションをとるのが好きな人
老人ホームは、利用者さんの身体介護を介護士さんがやってくれるところが多いです。
看護師がやるのは与薬やバイタルチェック、訪問診療の介助など。
残業は少なく、きっちり終わることが多いかもしれません。
体力的には楽ですが、施設によっては利用者さんの状態把握をするための資料が整っていない場合苦労することもあります。
時給は1700円〜1900円程度。
デイサービス
- 残業が少ないほうがいい人
- ゆったりとした職場で働きたい人
- 肉体労働が少ないほうがいい人
- コミュニケーションをとるのが好きな人
デイサービスは老人ホームよりも元気な人が多く、明るい雰囲気です。
基本的に動ける人が多く、身体介護は介護士さんがやってくれるので体力的には楽です。
主な仕事内容は、バイタルチェックや軟膏処置・与薬や食事介助・記録など。
時給は1600円〜1800円程度です。
一緒に体操やゲームをしたりと和やかな雰囲気なので、病院勤務の張り詰めた緊張感に疲れたら、こういった職場で働くのもおすすめですよ。
ちなみに同じ案件でも入ってくれる人がなかなか見つからず、直前まで残っていると時給が上がることも。
100円〜200円程度は上がるので、時給が上がるのを狙う人も中にはいるようです。
夜勤
- 一通りのスキルがある人
- 効率よく稼ぎたい人
- 夜勤が好きな人
老人ホームなど施設での夜勤で時給1900円程度。1回夜勤で3万程度が多いです。
病院では時給2000円〜2200円程度の案件も。
勤務時間は夕方17時〜朝9時までで、休憩2時間が一般的。
病院の夜勤をやるなら、一通りのスキルが必要です。
施設だとしても、胃ろうからの経管栄養やインスリン注射はあることが多いです。
老人ホームでも、点滴管理がある場合があります。
あったらラッキー!な人気の単発のお仕事
企業や学校などに出向く健診車など、健診のお仕事
- 接客が得意な人
- 簡単な手技で働きたい人
- 単発で働きたい人
身長・体重測定や血圧測定などの担当であれば、ブランク明けでもチャレンジしやすいです。
接客マナーさえしっかりできていれば、困ることはないので、募集してすぐ埋まってしまうほど人気があります。
採血担当だと、時給が上がるところもあります。
採血については、一度で取るスキルや不快にさせない態度などが求められます。
ツアーナース
- 出かけるのが好きな人
- 病院と全く違った雰囲気で働いてみたい人
- 状況に応じて判断ができる人
- 乗り物酔いしない人
- 体力がある人
修学旅行や移動教室の付き添い、旅行で保健室の先生がいない場合の保健室業務など、様々な案件があります。
一緒にイベントを楽しめるメリットもありますが、一人で対応しなければいけないため、急病人が多い場合は大変なこともあります。
2泊3日付きっきりなど、意外と体力勝負な働き方でもあります。
イベント救護所
- 病院と全く違った雰囲気で働いてみたい人
- 状況に応じて判断ができる人
- 単発で働きたい人
イベント内容や規模によって、時給や大変さも変わってくるので、よく吟味したほうが良さそうです。
夏場だと熱中症、スポーツのイベントだとケガの人が多く、忙しくなることも。
時給は1500円〜。
看護師単発バイトをするなら、知っておきたい注意点
常勤看護師は就業規則を確認!
常勤で働いている場合、副業が禁止されている病院もあるので、就業規則を確認しておきましょう。
厚生労働省では副業は認められていますが、国公立で公務員として働いている場合、副業は規約違反となってしまいます。
雇用保険に入れないこともある
雇用保険の加入条件は、
- 1週間の所定労働時間が20時間以上
- 31日以上の雇用見込みがある です。
雇用保険に入っていることで失業保険がもらえたり、手当がもらえる場合があります。
加入条件に当てはまる場合は、バイトを始める前に派遣会社に雇用保険に入れるのかどうか?を事前に確認しておくといいですよ。
副業で年間20万以上稼ぐと、確定申告が必要になる
常勤で働いている場合は職場が確定申告をしてくれますが、派遣やバイトなど副業で年間20万以上稼いだ場合は、自分で確定申告が必要となります。
非常勤で職場で確定申告してくれない場合や、2箇所以上から給料の受け取りがあり、副業収入が20万以上ある場合は、自分で確定申告を行いましょう。
源泉徴収票は確定申告で使うので、しっかり保管を!
副業は余裕を持って、無理しない程度で!
自分次第でスケジュールを決めていけるので、本業や自分の生活を疎かにしないよう、ムリのない範囲でスケジュールを組みましょう。
とくに夜勤や数日連続のお仕事は、体力も使います。
自分の体力を過信しすぎず、一度やってみてから頻度を決めるなど余裕を持って計画を立てましょう。
看護師が単発で働くメリット・デメリット
単発バイトのメリット
- 自分のペースで働けるため、プライベートを重視できる
- 働きにくい職場でも、1日だけだと割り切れる
- 自分の仕事だけでいいから、責任が少ない
- 仕事が決まっているので、残業が少ない
- いろんな場所で働けて、社会経験になる
- 興味がある分野のお試しが出来る
単発バイトのデメリット
- 福利厚生などはないので、安定性はない
- 何かあったときに守ってもらえないリスクが高い
- 職場がコロコロ変わると覚えるのが大変
- 勝手がわからないことをいいことに、仕事を押し付けられることも
看護師単発バイトをうまく活用するコツ
- 主軸として、別の職場を持っている人が多い
- ある程度同じ職場をリピートして、仕事内容を覚える
- 問題が起きたときに、誰に報告をすればいいのか確認しておく
- 気に入った職場の案件が新しく出たら、早めに予約する
- 同じ職場で、複数の派遣看護師が一緒に働いているときに情報交換をする
看護師という職業は、人に危害を加えてしまうリスクもあります。
お薬を間違えた、目を離したすきに転んだ、食べ物がのどに詰まった…
病院でないところで働いていても、そういったリスクは付きまといます。
単発バイトのようなその日限りの職場では、こうした問題が発生した時に個人の責任を問われかねないので、自賠責の保険に入るなど自分の身を守る意識も大切です。
また、病棟ではカルテなどの情報もそろっていますが、施設だと情報が古いまま更新されていなかったり、わかりにくいところも多いです。
施設などの場合、毎回職場を変えるのではなく、同じ場所で利用者さんのことを覚えた方が仕事のミスもなくなるので、自分を守ることにもつながります。
自分の身を守って、楽しく単発のお仕事を楽しめたらいいですね。
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